ナナホシキンカメムシ専門店

飼育道場

 

その一  カメムシ

ナナホシキンカメムシ。

飼育方法はとっても簡単。

上手に飼育してあげれば、とっても長生き。

その二  家

まずはじめに、ナナホシキンカメムシがいなくては何も始まりません!他のカメムシでもとりあえずOK!野外で捕まえるか、購入しましょう!


・野外で捕まえる

カメムシはコロニー(同じ場所に集まった群れ)を形成する性質があるため、一カ所で必要以上に発見できることがよくあります。野外で捕まえる際には「必要な数だけ」「管理できる数だけ」「生態系に影響を与えない数だけ」ありがたく持ち帰りましょう。

また、基本的には責任をもって最後まで飼育するものですが、いたしかたなく逃がす際には捕まえた場所で逃がすのが基本です。


・購入する

ペットショップなどで購入することもできますし、当店のようにカメムシを販売しているところもあります。

飼育するにはカメムシを入れる容器(カメムシの家)が必要です。特に昆虫専用の容器でなくても良いです。基本的にはカメムシが入れば何でも大丈夫ですが、利便性を考えて、タッパーやガラス製の容器などがよいでしょう。密閉性が高い容器でも、たまにエサやりやそうじでフタを開けるので、窒息死することはまずありません。むしろ湿度が高まりやすいことが原因で発生する「カビ」に注意を払った方が良いでしょう。一〇〇円ショップなんかで売っている、いわゆる「虫カゴ」を使用することもできますが、カメムシ特有の匂いが気になるかもしれません。サイズは大きいに越したことは無いですが、そうじの手間などを考えて選択して下さい。これに加えて、見た目の演出を考慮すればOKです。


一匹〜五匹くらい・・・小〜中サイズのタッパー、空き瓶、プリンカップ、プラケースなど


一匹〜一〇匹くらい・・・大サイズのタッパー、大瓶、プラケースなど

その三  エサ

飼育するのに最も大事なものです。カメムシは野外では「種子」などの蜜を吸ってエサとしています。カメムシを発見した場所に自生している自然状態のエサ(アカメガシワの花芽など)がベストですが、他のものでも代用できます。


・生大豆、生落花生など

生の豆類はカメムシの万能エサとして重宝されています。ですが、カメムシによっては好き嫌いがあるので、いろいろなエサを試してみることをおすすめします。


・くだもの類

ミカンやリンゴが定番とされています。当店ではリンゴを与えることが多いです。


他にもいろいろなものを試してみて下さい!

その四  こだわり  

「カメムシ」がいて、カメムシの「家」があって、カメムシの「エサ」があれば基本的にはOKです。これだけでカメムシを飼育するのに最低限の条件はクリアしています。ですが、せっかく飼育するのなら、もうちょっと「こだわり」たいものですね!


・温度

意外と大事な要素です。特に、遠い地域のカメムシを捕まえるなり、購入するなりして飼育する場合は、同じ季節でも全く気温が異なることが多々あるので、注意が必要です。なるべく飼育するカメムシに適した温度にしてあげましょう。基本的には、カメムシの生息している土地の温度や環境を再現してやるのがベストです。


・そうじ

エサはカビが生えない程度に、何日かに一度取り替えれば良いですが、その際にそうじもしてあげましょう。定期的にフタを開けることで、換気にもなります。また、カメムシの状態も直接確認できます。そうじと言っても、数分で終わる場合がほとんどです。気楽にやりましょう。


・見た目

最後になりましたが、やはり飼育するのなら「見た目」にこだわりたいものです。容器やディスプレイする場所を良く選びましょう。容器の中に、色々な装飾品を入れるのも良いでしょう。カメムシの隠れ家や、食草、エサなど、全てにこだわりをもって飼育すると楽しく飼育できますよ。

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おしながき